芥川賞を取った作品・作者を中心に最近読書をしています。
きっかけは『コンビニ人間』です。
何気なく授賞式での村田氏の姿をみて
かわいらしいといいますかとても素直そうな方だという印象を受けたので
どんな作品を書くのだろうと興味を持ったのです。
それから昔の受賞者の作品である
『蛇にピアス』『火花』『生きているだけで愛』『共食い』など
立て続けに読んでいますがある共通点を発見しました。
軸としているのは生きづらい社会です。
どの作品の主人公も
世間と自分の意思のズレ
↓
普通でいることを世間から強制
↓
同じでないとハジかれてしまうことへの不安・恐怖
作風、ストーリーは違うにせよ
これを展開して描かれています。
こういう内容が賞を取って
共感を得るということは読者はみんな
『世間の人』『普通の人』ではないのか?とか
逆に生きやすい社会ってどんな社会??
など疑問がありますが
つまりは個と集団の意見は違うものだということでしょうかね!??
なんだか『世にも奇妙な物語』にありそうなテーマですよね(^◇^)
もしこれをドラマに当てはめたら
クライマックスは
『生きづらい世界』の中でも
もがきながら
居心地の良い居場所を探して生きているといったとこでしょうか。
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