今日は事務からアップします。
先日、続編が上映するに伴い
テレビでアウトレイジが放送されていました。
それを録画していたので
さっそく観ました
バイオレンス映画、もともと特に興味はありませんが
ものすごく北野監督の言葉に共感し
それをきっかけにテレビ放送されることをとても楽しみにしていました。
その言葉というのはヴェニチア国際映画祭での
「震災で確かに映画の撮影は一年伸びた。
震災後の一年間は、逆に自分は怒りを感じている部分があった。
世の中、絆、愛、支えとか、表面的なものばっかりでイライラした。
こういう時こそヤクザ映画を撮ってやろうとやる気が起きた」という言葉です。
あぁわたしの感じていた違和感、モヤモヤとした気持ちはこれだ!
これだったんだと、このとき初めてわかりました。
わたしにとってはすごく衝撃的な言葉でした。
実際に観て
監督は自分の気持ちに嘘をついてない、正直な人なんだと思いました。
生き残りをかけての戦いを
情だとか義だとかそういった感情一切を
排除したドライな感じに仕上げてます。
復讐とか恨みを
すべて暴力で表現した
徹底した自分の欲の追求の映画です。
ちょっとダークすぎる映画だとは思いますが
わたしはそれがよかったです。
本来、人間ってこうなんだと思うからです。
もちろん、これは自分なりの解釈ですが
人を馬鹿にして
蹴落として・・・
調子のいい嘘ついて
苦しいいい訳して
自分を守って・・・
自分さえよければ・・・
つまり性悪説の証明
これをしたかったんだと思います。
でもこんなにもそれを表現できるなんて
さすが世界のTAKESHIですね
この感情を映像でも表現できるなんて
ホントにすごい
誰かに媚びたり評価されようなんて気持ちはまったく感じられなくて
気持ちがいいです。
かっこいいです。
作りたいものを作っているって素敵ですよね。
これを読んでこの映画観たくなりました
だとしたら一ファンとして嬉しいですのですが・・・
アウトレイジ ビヨンドはどんな映画なんだろう?
はやく観に行きたいです
コメント