2021.12.02
東京都にほど近い草加市両新田のN様邸にお邪魔しました。引渡しから5ヶ月ほどが経ち、こだわりのインテリアが部屋を飾っています。リビングに入ると無垢の天板で作られた素敵なダイニングテーブルが一際目をひきます。ほかにもテレビ台やPCテーブルの美しい木目が心地よい空間を演出しています。自ずと会話もはずみます。
Q: いやあ素敵なダイニングテーブルですね。無垢ですね、樹種はなんですか?
ご主人:これはクスです。そこのテレビ台はケヤキです。
奥様:そちらのPCテーブルもケヤキです。同じところで天板から選んで作ってもらいました。トチもよかったんですが、なかなか手に入らないそうです。
会田専務(以下JH):木としての統一感はありますし、それぞれにキャラクターが引き立っていい感じですね。
Q:本題に入ります。ジャストホームとの最初の出会いを教えてください。
ご主人:最初は建売をさがしていたんです。P社の建売を見てました。ある時、夫婦でクルマで出かけた時に、軽いノリで住宅展示場に行ったんです。ほんと軽い気持ちで。
奥様:それで注文住宅もいいかもとなっていった。
Q:最初は建売希望だったのですね。
ご主人:その後 ハウスメーカーの展示場に行き、一通り見ました。 ただ、どうしようかなと悩んでしまった。そんな時に、妻の友人のNさんに、悩んでいるなら相談だけでもしてみれば、とジャストホームを勧められたんです。友人のNさんはジャストホームでちょうど家を建てていたんです。それで会田さんに出会った。
JH: うちにいらっしゃる前には確か、I工務店とか・・・
ご主人:あとS不動産、Mホーム、Y住建 などに行ってました。
JH:当時の資金計画を見せてもらうと、希望予算ギリギリだったんです。この金額で収まらないこともありますよ、というような話をした覚えがあります。その時、Nさんが検討中の土地を見に行ったりもしましたね。決して良くない条件ではなかったのですが、ちょうど弊社が売却を任された土地があり、価格・土地の広さ・勤務先までの距離など、どちらかと言えば条件が良かったのでそちらの土地も紹介させていただきました。結果、すんなり気に入ってもらい土地の成約に至りました。ただ、工務店がなかなか決まらなかった。
ご主人:そう、そこからハウスメーカーどうしようかと・・・。
JH:いちばん印象的だったのは、会うたびにお二人の顔色が悪くなっていくんです。いよいよ家を建てるというのにのに、あまり嬉しそうではなかった。ハウスメーカーが決まらないことがプレッシャーとなり、その上各ハウスメーカーさんから契約の締め切りを迫られるのが嫌だったようですね。
ご主人:そうですね。いついつまでに決めてくれれば、なになにしますよ、という営業トークが嫌でしたね。
Q:他のハウスメーカーである程度、話が進んでいながら、建築依頼先を決めなければいけない期限が迫る中、結局ジャストホームに決めた、そのわけは?
奥様:なんでしょうね。会田さんがうちならここまでできますよ、という提案をしてくれたんです。予算の上限は決まっていたんですが、会田さんの提案は、私たちが考えていたことが全部できそうだったんです。間取りの相談に乗ってくれたことも決め手だったかもしれません。
ご主人:間取りで迷走していたんです。ハウスメーカーだと営業さんを一度通すので、建築士にうまく伝達されないというか、コミュニケーションがうまく行かないことが多いんですね。このまま契約していいのかなと思うようになっていたんです。
Q:最初にプランに盛り込んでいた内容はどんなものでしたか?
奥様:リビングの吹抜け、ストリップ階段、玄関の土間収納など、YouTubeでいいなと思ったもの全部盛り込んでたんです。でも、その間取りプランがあまり良くなかった。
Q:それでジャストホームでの打ち合わせが始まり・・・
ご主人:間取りが本当にスムーズでした。土地も広いというメリットもあったし、20帖以上のリビングも確保したし、土間収納も入った。玄関も広くできた。
Q:特にこだわったポイントはどこでしたか?
奥様:窓かな。
ご主人:床もね。
奥様:全部こだわったね。
JH:N様は基本的に性能重視なので、少しでもいい数値のものをと考えていました。
ご主人:ただ、資金面のこともあったので相談に乗ってもらいながら、全て調べました。毎日毎日調べました。ショールームもかなり行ったね。
奥様:採用するものはすべて見たよね。
JH:Nさんは調べ方が多岐に渡るので、私が知らないことを聞かれたことも多々ありました。勉強になりました。
ご主人:床にはこだわりました。妻とは初めから床はいいものにしようと話していました。ダイケンのWPCとかイクタの製品とか・・・紹介してもらった製品はショールームに行って確かめました。床は満足いくものを入れられたと思う。
奥様:木の温もりのある家が欲しかったんです。
ご主人:ただ、床すごいねと言ってくれる人はあまりいない・・・
JH:いちどでも家を探したり建てたりした人でないと気づかないでしょうね。
Q: おふたりの家づくりの価値観は似ていましたか?
JH:家の性能に関してはご主人でしたね。
ご主人:デザインや、壁紙などは妻ということはあったかな。キッチンの飾り棚は妻の趣向。見える部分というか、色合い、外壁などは妻。
奥様:性能で決めたものから私が選ぶという感じ。
JH:こだわりの深さ強さは似てましたよ。なかなか決められないところと変更したがるところはそっくりでした。(笑)
Q: お知り合いの方の反応はいかがでしたか?
奥様:家族と友人が来て、第一声は、わあ玄関広いね、と良く言われます。家の中をいつも探検されます。
Q:失敗したなと思うポイントはありますか?
奥様:失敗というか、2階のスイッチをもう少しまとめて配置した方が良かったかな。ライトつけすぎちゃったかなというのもある、 リビングに8個なくてもよかった。4つでもよかった。朝も室内が明るいので。あとコンセント、ここにもあったほうがよかったなとかはあります。
Q:これから注文建築をやろうという方にアドバイスをお願いします。
ご主人:色々調べたほうが良いと思います。何も知らずに家づくりをするよりはいいと思う。
ちょっと調べるだけで、金額でも何十万も変わることもあり、満足度上げるためには調べる。あと担当の方と話して質問して納得することです。
Q:調べるときにはどんなものを使いましたか?
奥様:ネットで検索はもちろんですが、YouTube 、Instagramはよく活用しました。キッチンの飾りだなはInstagramを参考にしました。壁紙の色とか、下がり天井のアイデアとか、どんなものを使っているかとか。
ご主人:建築系YouTuberさんの「100パーセントを求めるな」というアドバイスは役に立った。調べてから、メモをして、こんど会田さんにこれ聞いてみようと。毎回打ち合わせの最後に「ちょっと聞いていいですか」がお決まりだった。なんでも、ちょっとしたことでも聞きました。聞かずに後悔するよりいいですからね。
JH:なんでも調べる方はハウスメーカーに向かないかもしれませんね。それにしても引渡しから5ヶ月ですか、道中は色々ありましたね。
ご主人・奥様:色々ありましたね。
*編集部注 詳しくは触れませんが、N様との間では「ありえない地鎮祭」「閉め出し事件」と呼んでいる、滅多に起こらない出来事もありました。
Q: 今後やってみたいことは何ですか?
ご主人:2階のベランダが広いのでタイルをはったり、飾ったり、いろいろいじりたいなと思っています。あとソファを買いたい。室内の緑も増やしたいですね。外の植え込みももう少しきれいにしたいと思っています。
JH:本日は、貴重なお話をありがとうございました。