2022.07.17
工房やガレージは家づくりの人気オプションですが、誰でも実現できるわけではありません。土地の広さや間取りの優先順位から、いつしかプランから消えていったりします。ただ、今回ご紹介するO様の場合は決してぶれることなく、愛車を格納するガレージのある家を実現しました。ジャストホームとの出会いから今日までの注文住宅体験記をどうぞお読みください。
Q ジャストホームとの最初の出会いを覚えていらっしゃいますか?
ご主人:越谷市によく行くラーメン屋があるんですが、去年の1月、そこで食べていた時にたまたまのぼりが見えたんです。「ああ、ここに家を建てるんだあ」くらいにしか思っていなかったのですが、のぼりに書かれていた社名を何気なくネットで検索したのがジャストホームを知った始まりです。
Q 東越谷六丁目の4棟現場ですね。
奥様: 当初は戸建てに住み替えようとは本気で考えていなくて、そのうち戸建てに引っ越せたらいいよねと、軽く話していた程度だったんです。
Q その時は、お子様の小学校の入学に合わせてとは考えていなかった?
主人:考えてなかったですね。住んでいたマンションの近くの戸建てのチラシを見て、このくらいの値段がするんだと思っていたくらいで、まだ本気ではありませんでした。
奥様:車好きの主人が、ガレージのある家に憧れるとよく言っていて、それも頭に入れながら物件を見ていました。そんな時に、大好きなラーメン屋の近くでのぼりを発見した時は、「これは見に行かないと!」と運命に近いものを感じました。
Q その時はまだ、4棟現場にはひとつも家は建っていませんでしたね。
ご主人:それで、2月の初頭、大林のモデルハウスを見せてもらいました。
とてもいい家でした。その後事務所でお話を伺いました。前半は一般的な注文建築のお話で、後半では資金計画の相談にのってもらいました。
専務(以下JH): そうでした。乗り越えるべき課題がありましたので、どうすればスムーズに住替えできるか、色々考えました。
ご主人:2回目の打ち合わせの時、専務の手元にはびっしり書かれたメモがあって、それを見たときに、こんなに考えてくれているんだと思いました。今のままではだめだと思ったのを覚えています。
JH:住宅ローンは、はじめは良い条件とは言えませんでしたね。ところがO様の協力で、劇的に状況が改善しました。こちらも本気になっていきました。
Q 土地がスムーズに決まったのは良かったですね。
ご主人:当初考えていた東越谷6丁目の分譲地はちょうど成約となったので、売り出し前のこちらの土地を紹介してもらいました。
JH:まだ、ホームページにも掲載していなかった、仕入れたばかりの土地でした。O様の場合、住替えでしたので、仮住まいが不要な弊社の売主物件は好都合でした。
Q 知り合ってから1年経たないうちに引渡しまで終わらせました。1年とは思えないほどのスピード感でした。
JH:今考えると、あらゆるタイミングがベストでした。この土地のこともそうですし、お子様の小学校のこと、奥様のご懐妊のこと、全てがうまく運んだように思います。
奥様:私もそう思います。本当にタイミングがよかったよねとよく話しています。長男の小学校入学のタイミングで引っ越せましたし、妊娠もしましたがこちらで落ち着いて出産もできます。ウッドショックの値上げからもまぬがれました。偶然が重なったとしか思えません。
JH:O様がたぐりよせた運です。全ては、のぼりからはじまった・・・
奥様:そうですね(笑)。
Q 土地が決まっていよいよ建築士を交えた打ち合わせが始まりますが、最初どんな要望を出したのですか?
奥様: まずガレージを作ってほしいということ、それから2階リビングの件を伝えました。私は戸建てに住むのが初めての経験なので、一応1階リビングのパターンも作ってもらいました。
Q 間取りや仕様の打ち合わせはスムーズに進んだんですか?
JH:なんと言ってもO様には決断力があり、とてもスムーズでした。
Q ガレージの棚、本棚など造作も多かったですね。廊下にはご主人用の懸垂バーも。いちばんお好きな場所は?
ご主人: やはりガレージと本棚です。
奥様: 私はリビングです。ここで全て済ますことができますし、子どもの通う校庭も見えますから。休み時間に遊んでいる様子が見られるんです(笑)。
Q 後からこうしておけば良かったと思うところはありますか?
奥様: そうですね、当初から夫婦で「目標は完成度8割」でいいよねって言っていたので、大失敗というのはありません。あえていうと、窓の数でしょうか。トイレやお風呂には窓はなくてもよかったかなとか、コンセントの位置をもうちょっと考えてもよかったかな、とか。
ご主人: バルコニーをちょっと広くしすぎたかな。そこまで使わないし、今の半分くらいでもよかったかな。雨の後などふき掃除もその分楽になるし。
Q「ないことの後悔」ではなくて「あることの後悔」なんですね。あまりないパターンです。
奥様:子どもが急に増えるので部屋が足りなくなるというのが嬉しい悩みでもあります。
誰かがグルニエに行かないと・・・。
Q これから注文建築を始めようという方にアドバイスをお願いします。
奥様: 完璧な家を目指すのではなく、こだわりたい場所は明確にしつつ、失敗してもリフォームの時に変えたらいいね!! くらいの気持ちを持ちながら物事を進めていきました。(目指せ80点の家!)また、設置するか悩んだ時は、後付け可能か、費用はどのくらいかを一つの判断基準にしていました。
ご主人: 全国的な知名度はないけれど地域密着型でしっかりお仕事しているジャストホームさんのような信頼できる工務店を選んでほしいですね。問い合わせをしたところ、鬼のように毎日メールが来るようなハウスメーカーもありました。内見に行こうとしたら、その前の内見の人がドアの取っ手を壊してしまったとか、内見で壊れるって、どんな家を建てているんだろうと思ったことがあります。疑問に思ったことやこれってどうなんだろうと思ったこと、自分の意思を伝えることは大事だなと思いました。こちらは素人で何もわからないので、どんな些細なことでも相談していくことが大事。ネットの情報も頼りすぎず、こんな意見もあるんだねくらいでとどめておかないと、偏っていることもあるので、気をつけないといけない。
Q マンションの売却には少し時間がかかりました。
JH:トータルで半年近くかかりました。当初の方針を信じ、諦めなくてよかったですね。粘ってよかった。値段を下げて売るのは簡単ですが、後悔するかも知れなかった。すぐ売れるはずの物件でしたが、前建てのマンションのおかげで景色が変わり苦戦させられました。
ご主人: 内覧に来る方はいろんな方がいましたが、あの地域で比較検討で来ている方がほとんどで、冷やかしはほとんどなかったと思います。なかなか苦戦しましたが、ジャストホームさんを信頼していたので最後まで焦ることはありませんでした。
Q 内覧件数はこれまでにないほどの数でした。だんだん慣れてきたのではありませんか。
奥様:そうですね。今回は縁がなさそうだなと分かるようになりました。それでも、好感触だと思っていたらダメだったり、難しいですね。買主になってくださった方は、この子(長男くん)が、帰り際に「ありがとうございました」と元気に言ってくれたのが決め手になったと話してくれました。いい仕事をしてくれました。
Q 本日は、貴重なお話をありがとうございました。