自分たち家族いがい誰もいないキャンプ場というものをはじめて経験した営業より本日アップします。ブームはいつしか翳りはじめるものです。アナログレコードの人気がすごいようですね、という記事を先週書きましたが★、アメリカではレコード売り上げの増加率が鈍化しはじめたというニュースも聞こえてきました。盛者必衰の理。
今、日本の家庭では音楽の再生環境はどのようになっているのか、とても興味があります。レコードからCDそしてストリーミングサービスへと変化する中で、今、どんな風に音楽は聴かれているのでしょう? 家電量販店ではステレオコンポの扱いは極めて少なく、オーディオ雑誌で取り上げられるのは簡単には手が出せない高級機種ばかり、成長しているのはワイヤレスイヤホンだけという感じです。それが答えなのでしょうか。
かつてオーディオという言葉が魅力的に響いた時期には、より良い音響空間を手に入れようと、レコードプレーヤーとアンプ、そしてスピーカーを吟味することが必要でした。有名音響メーカーのカタログを収集し読み漁ったものです。インピーダンス ダイナミックレンジ ウーファー デシベル 何が何だかわからないながらオーディオ用語の心地よい響きに浸っていました。とりわけ私が気に入っていたのは「歪み(ひずみ)」という言葉でした。カタカナばかりの用語の中に、ポツンとあらわれるこの日本語には名状し難い好奇心をくすぐられたものです。ディストーションと言ってしまえばいいのに、あえて「歪み」とするのは、語感の魔術だったに違いありません。
さてそれはそうとして、高級なオーディオ装置に魅かれる一方で、こんな遊び心あふれるレコードプレーヤーにも愛着を感じます。
昭和55年に販売されたコロンビアのポータブルレコードプレーヤーです。コンパクトですが30cmLP盤がしっかり聴けます。AC電源でも動きますが、電池でも動くので、持ち歩いて好きな場所でレコードが聞けるわけです。音はまあそれなりです。
これ、ピタゴラ装置9番で使われていたので、既視感を覚える人もいるのではないでしょうか。
色違いもあります。
こちらは裏面がスケルトンになっていて、心がくすぐられます。