本日のブログを急遽担当する営業です。面白い話でも紹介できると良いのですが。
噺家や芸人さんは、日常の面白おかしい出来事をそれこそ面白おかしく話して楽しませてくれます。そんな面白い出来事によく遭遇するな、自分にはそんな面白い経験はないよ、と思ってしまいますが、面白い出来事が特定の人にだけ集中してあらわれるということはないはずです。それはどこにでも平等に転がっているのだけれど、面白いことはないかなあといつもアンテナを張っている人だけがそれに気づくというのが真相です。
あるいは、どんなことにも面白い側面を見出せるような心の持ちようが肝要なのかもしれません。そういう人は自然と面白い出来事に出会えるものです。
周りにいませんか? いつも愚痴を言っている人が。これは損する方です。面白い話でもしてみろ聞いてやるから、なんて態度じゃ面白い話は引き出せません。
さて、アンテナを張っていると、不思議に必要な情報が集まってくるものです。私はよくこのブログにも書いていますが、「本棚」とか「図書館」というテーマが大好きです。
昨年暮れに面白そうな本が出版されました。
『図書館を建てる、図書館で暮らす:本のための家づくり』★(新潮社)という本です。少し値の張る本なので購入したわけではありませんが、タイトルが唆られるではありませんか。どうやらお施主さんは5万冊にのぼる膨大な蔵書を収める「森の図書館」と呼ばれる地下1階地上2階の住宅を普請したようです。この図書館は公共施設としての図書館ではなくあくまで個人住宅という点がすごいところです。家全体が図書館なんです。本に囲まれての生活です。メインルームは「閲覧室」であり、そこがくつろぎの場所でもあり仕事場でもある。食事もそこで摂る。いわゆるリビングとかダイニングというものはないのだそうです。読んでもいない本を紹介するのも変な話ですが、日頃の無駄遣いを倹約して購入したいものです。
そんなことを考えていると、本日発売の雑誌Casa BRUTUSの広告が目に留まりました。最新号の特集は「美しい本の森へ」★・・・新しい時代の図書館と書店を紹介しているようです。これは読まないわけには行きません。幸いこちらは楽天マガジンで読めちゃいます。お先に失礼します。