本日営業よりアップします。
桜の見ごろに入学式というのはやはりいいものですね。絵になります。もちろん入学式に桜のイメージは東京中心の作られたイメージではありますけれど。
ソメイヨシノを「俗悪」と酷評した文芸評論家が昔いました。桜をことに好んだと言われる本居宣長を晩年に研究したこの文芸評論家も桜を好んで愛でたといいます。ただし1に山桜、2に枝垂れ、3に八重ということでエドヒガンとオオシマザクラの雑種であるソメイヨシノは「品がない」といって好まなかったようです。しかし、ソメイヨシノの独特の輝きは今や日本の新しい情緒ですよね。今日は雨風が強く残念ですが、明日は晴れるようなのですばらしい景色が期待できます。
さて、国土交通省が「不動産情報ライブラリー」というサイトを立ち上げました。4月1日から使用できるようになっています。
不動産取引の際に参考になる、価格情報や周辺施設情報、都市計画情報などを地図上に重ね合わせて表示できるようになっています。これらのデータは、これまでもネット上で探すことはできました。しかし一般ユーザにとっては、価格情報は国土交通省、都市計画などは地方公共団体、周辺施設はgoogle検索というようにバラバラに手に入れなければなりませんでした。それを同一サイト同一画面で検索できるというのは便利なサービスです。
宅地や建物が今いくらで売っているかは各種ポータルサイトで分かりますが、実際にいくらで成約となったかという情報は一般ユーザーは手に入れるのは難しいところです。「不動産情報ライブラリー」は、もちろんすべてではありませんし、特定できないように加工はされていますが過去の取引事例(2005年~)を調べることができます。
この地図の中には、防火地域と医療機関、東越谷の成約価格情報を表示しています。詳細情報をクリックすると成約事例が出てきます。
4月1日に運用が始まったものの、しばらくはアクセスが集中したためか、動作が不安定でしたが、ようやく落ち着いてきたようです。