チキンぶりをさらしてしまった営業より本日アップします。
洗面室の点検口です。ここから床下にもぐることができます。床下のメンテナンスが必要な時などに利用します。通常はここに床下収納庫を設置しますから、よほどのことがない限り、その下を見ることはありません。
さて先日、洗面室の点検口から床下にもぐる仕事がありました。
上司から聞かれます。「もぐりたい?」
点検口から床下にあえてもぐりたいと思う人はそんなにいないんじゃないかと思うのですが、「もぐりたい?」と聞かれたので正直に「もぐりたくはありません」と答えました。「は」のところにちょっとアクセントがあります。「もぐりたくありません」だとちょっと反抗的ですが、「もぐりたくはありません」なら、もぐりたくはないけれど、もぐれと言われたらもぐりますよ、というニュアンスが出ます。ちょっと卑怯かな? むしろ「ぜひもぐらせてください!」というべきだったかな? その日は一日中、自分の発した「は」が気になっていました。
結局、床下にもぐった上司。
私の脳内には美空ひばりの「東京キッド」が鳴っていましたよ。
空を見たけりゃビルの屋根♪
♫もぐりたくなりゃマンホール
いつかはもぐりたくなる境地に達するでしょうか。