本日営業よりアップします。
今年も秋田から山菜が送られてきました。
「裏の山」で採ったコゴミです。新鮮な色です。
かるく茹でて、削り節をかけていただきました。
さて、昨日、赤山町のK様邸のリフォーム工事が始まりました。手始めに、防蟻処理と、浴室の換気乾燥暖房機の設置です。
台所の床下点検口から床下に潜り、薬剤を散布していきます。シロアリの被害は全くなく、築30年になんなんとする家ですが、とてもきれいな状態で、一安心です。
玄関まわりは、タイルの目地に直径5ミリほどの穴をドリルで開けます。
この穴から薬剤を注入します。もちろん穴はあとからふさぎます。
作業を見守りながら、私は業者さんが使っていたこの赤い機材に目が釘づけです。
普通職人の電動工具といえばマキタかハイコーキ(日立)が定番ですが、このシロアリ業者さんは、HILTI(ヒルティ)のドリルを使っていました。テトリスみたいなロゴがいいですね。外国の匂いがします。あまり知らなかったのですが、HILTIは面積わずか158㎢のリヒテンシュタイン公国に本社を構える工具メーカーです。リヒテンシュタイン公国は『ヘタリア』の読者ならお馴染みの国ですね。個人的には切手のデザインが好きです。
掘り進んだり、はつったりするのに定評があるメーカーのようです。「どこで買うんですか」と聞いたら「売りに来るんです」とのこと。そう、素人を相手にしない業者向けのプロツールなんです。シロアリとHILTIがつながるとは面白いものです。