パナソニックの展示会にいってきました。
最近耳にするようになってきた「V2H」などの説明を聞きました。
「V2H」=「Vehicle to Home」
直訳すると「自動車から家へ」という意味です。
電気自動車の蓄電池を利用して家の電力を補うシステムです。
この手の説明はどうしても苦手です。
例えば「V2Hで備えと節約」と言いますが
備え=停電時でも安心なのはよくわかります
節約=電気代は節約できますが家計は節約できません
にもかかわらず、あたかも家計が節約できる風でPRしてきます。
「トータルで本当に家計が助かると思ってますか?」の質問に対しては
「売らなきゃいけない側の人間なので、」との苦しい回答です。
たしかに、電気代が安い夜間に電気自動車に電気をためたり
太陽光で発電した電気を蓄電池にためることにより
電気代を大幅に削減することはできます。
しかし、導入時のイニシャルコストをまかなうことは到底できません。
節約できるのは「家計」ではなく「エネルギー」です。
脱炭素「カーボンニュートラル」の実現に向けて
是非とも、ふさわしいキャッチコピーでPRしてもらいたいです。
「地球環境のために、いまからできること」これぐらいがいいですね。