今週、貴重な晴天を利用して群馬県の大自然の中で深呼吸してきた営業より本日アップします。
とても良い天気でした。
さて、本来別の用途であるものが、組み合わせてみると偶然にもサイズがぴったり合うということがあります。これをいつの頃か、シンデレラフィットという言葉で表すようになりました。洋服だけでなく、収納分野でよく見かける言葉です。大工さんなら、「納まり」という言葉で表現するところです。
先日、入居者の声のインタビューでM様邸を訪問したとき、実家から奥様が搬入したタンスが、ファミリークローゼットの棚に1mmもはみ出ることなく見事にすっぽり納まったという話の中で、この言葉が登場しました。
収納におけるシンデレラフィットの事例は数限りなく、例えば無印良品のポリプロピレンのペンケースが竹串の収納にぴったりであるとか、セリアのワンプッシュボトルが綿棒に最適とか、なかなかマイクロなネタが結構役に立ちます。
工業製品には規格というものがるので、それがシンデレラフィットの根拠かもしれません。
ドイツの筆記具メーカーLamyの4色ボールペンを持っていたことがあります。デザインは良いのですが、書きはじめにインクがかすれるほどの残念な書き心地です。あるとき面白い情報を入手しました。それは、Lamyの4色ボールペンには三菱鉛筆のジェットストリームの替え芯がそのまま使える、というものでした。まさにその通りでした。「デザインに優れた外国製の文房具」と「書き心地の良い日本製文房具」のシンデレラフィットでありました。