床にある、床見切りについて意識したことありますか?
床見切は、小さいけど違う素材が続く間に入って、
仲を取り持つ縁の下の力持ち的な存在なのです。
仕上げ材同士のつなぎ目部分や、端部に設ける部材のことで
フローリングとクッションフロアやタイル、
畳など異なる床仕上げ材をつなげる際に使います。
2種類以上の仕上げ材の厚みの違いによって
出るわずかな段差を解消したり、
端部を保護するといった役割があります。
続く部屋の仕上げ材がフローリング同士であっても、
色を変えたり張り方を変える時には
床見切り材を入れることが多いです。
多くの問題を解決し、
それぞれの端部をきれいに納めるために使う材料です。
部屋の入り口で床見切り材を入れると、
年数が経って張り替えなどの場合範囲が限定できます。
先週、引渡し致しました越谷市増林のT様邸の床見切りには
お客様のご要望により、
一部の床にアシストステンレス製の
フロアジョイナーを設置しました。
見た目がスッキリとしていて全く段差もなく
とても納まりがいいですね。
しかし、大工さんは取り付けの際に少々
悩んでいましたが・・・
注文建築ですと、お施主様のご要望を出来る限り
叶える事が出来ますので何でも相談して下さい。