本日営業よりアップします。
ゴルバチョフ氏の死去を報じたニュース映像を見て、37年前の空気を思い出していました。ソ連邦・・・不思議な雰囲気を漂わせた国でした。政治的な面では厚いベールに包まれていて中をうかがうことが難しく、クレムリノロジストと呼ばれる学者たちが、小さな手掛かりをもとに“分析”を披露するのですが、どうしてそのような分析ができるのか、不思議で不思議で仕様がありませんでした。NHKの小林モスクワ特派員の顔とともに思い出されます。ゴルバチョフの登場がいかに魅力的に映ったか。それは、短波ラジオでモスクワ放送(日本語放送)の周波数を探るようになり、ソ連大使館に電話して「ソビエトグラフ」という広報誌を購読するようになった少年がいたことでもわかります。なにかとんでもなく新しいことが起こりそうな雰囲気があったのです。もっとも、グラスノスチ(情報公開)とは言いながら、チェルノブイリ原発の事故のことは「ソビエトグラフ」にはいつまでたっても言及はなく、幻滅した少年は購読をやめてしまいましたが・・・。
さて、仕事の話に戻ります。
本日は、午前中は事務仕事、午後は肉体労働と、メリハリのある内容でした。最近、注文建築に関するカタログ請求を多くいただくようになっています。土地があって建て替えを検討されている方や、土地がなく注文建築を考えている方など様々です。
お送りしているジャストホームのカタログ(表紙)
構想段階から、実際に家を建ててお引き渡しまで、1年もかからない方もいらっしゃれば、数年を要する方もいらっしゃいます。カタログ請求はおそらく最初のアクションなのだと思います。ここから、それぞれの方がどのような道をたどって夢を実現するのかを考えると興味は尽きません。もちろん弊社がそのお手伝いをすることができればうれしいことです。いろいろな意味で先の読めないご時世です。思い立ったが吉日、初志を貫徹していただきたいと思います。