本日、営業よりアップします。
雑草が目立つようになってきました。昨日、庭にタンポポが咲いていました。割とこまめにロゼット狩りをしていたのですが、すり抜けられてしまいました。根は50センチから100センチはあるそうで、根絶は難しいのです。他に元気がいいのは、カラスノエンドウにホトケノザです。あ、ホトケノザと書きましたが、実はよく似たヒメオドリコソウだと思います。とても似ていてしかも同じシソ科で区別がつかないのですが、花が上向きについているか、横向きについているかで見分けます。
どうやらわが家のはヒメオドリコソウのようです。とてもややこしいのです。ついでに言うと、春の七草のホトケノザは、実はホトケノザではなく、正式な和名はコオニタビラコであってキク科だったりします。AとBはよく似ていて、AはよくBと間違えられるが、一般にBだと思われているものは実はCである、というわけです。
雑草が勢いづいてくると、害虫も活性化してきますので、先手を打って、ヒイラギモクセイの生垣に殺虫剤を撒きました。想定しているのはテントウノミハムシとアメリカシロヒトリです。テントウノミハムシというのは、赤い2つの斑点を持った黒いてんとう虫のようなヤツで、捕まえようとすると文字通りノミのように瞬時に跳躍して逃れます。幼虫段階で対策しないと葉っぱを食われてしまいます。アメリカシロヒトリは、身の毛もよだつ毛虫の状態で発見し慌てて対策するので、成虫の蛾になったところを見た記憶はありません。ただ、その姿は、白いタキシードに黒いサングラスといった格好良さがあって、いつも私は、晩年のレオン・ラッセルを思い出してしまいます。
1000倍に希釈したスミチオンの溶剤が、両者には効果てきめんです。