連日暑いですね。セミも活気づいてきました。
今日の越谷市は35度! 蚊ですら吸血意欲をなくす35度!
海外からやってきたアスリートたちはさぞかし驚いているでしょうね。
最近の断熱の効いた家ならそんなことはないのですが、築25年以上の家だったりすると、まだ24時間換気システムも義務化されておらず、2階が暑くて暑くてたまったものではありません。クーラーが故障でもしたら、それこそ命の危険すら感じるほどです。冬あたたかく夏すずしい家を作ることはこれからますます重要になってくると思います。
さて、コロナの問題がなければ、インバウンド需要とオリンピック景気で盛り上がっていたのがホテル業界だったと思います。実は私もこの流れに乗っかろうと密かに計画を練っておりました。コロナ禍で予定は狂ってしまいましたが、先日、ようやくホテルをオープンさせることができました。木の枝に穴を開けたり、稲わらを切ったり、竹の筒を用意したり、大変でした。
これがオープンしたばかりのインセクトホテルです。
「薪の間」、「枝の間」に「竹の間」、穴だけあいた「大広間」も用意しました。稲藁やココヤシの繊維でできたキングサイズのベッドはふかふかです。
お泊まりになるお客様は虫たちです。ですからインセクトホテル。バグホテルと呼ぶ人もいます。
害虫も益虫も集まってきます。アリ、ダンゴムシ、チョウ、てんとう虫、クモ、ハチ、蛾、カミキリムシ、鳥・・・食う食われるの生存競争が繰り広げられ、全体として自然は豊かになっていく、というのがインセクトホテルのコンセプトです。
本来は冬越えのすみかとして準備するものなので、こんな盛夏に設置するものではありません。まあ、でも何かが起こるような気もするのでこのままにしておこうと思います。
わが家の小さなSDGsの紹介でした。