クリスマスが近づいてきました。
きょうクルマを走らせていると何度かサンタさんとすれ違いました。どのサンタも白い大きな袋ではなく、正方形の平たい箱を持っていました。
クリスマスが近づくとワクワクしてきます。
ただ、昔、大切なことを学んだことがあります。
高校生の時に、縁があり、カトリック教会のクリスマスミサに参加したことがあります。どれほど見事なクリスマスが見られるのだろうと期待していたのですが、実際にはあっけないほどシンプルでとても静かなミサにすぎませんでした。ミサが終われば、信者たちは家族との時間を過ごすために早々に帰路につきました。クリスマスのイメージがひっくり返った貴重な経験でした。クリスマスはいわゆるイベントごとではなかったのです。私たち日本人はまだクリスマスに慣れていないのではないか、そんなことを考えました。
スヌーピーの生みの親チャールズ・シュルツがこんなことを言っています。
クリスマスとは、誰かのために何かをいつもより余分にしてあげるということだ
ディケンズの『クリスマス・キャロル』を時折読み返します。私は守銭奴のスクルージが幽霊に導かれこどもの頃の自分に対峙し涙するシーンがとてもとても大好きです。人間は変わることができるというメッセージを私は信じます。
思い出しついでに、久しぶりに読み返してみようかな。