本日営業よりアップします。
「親ガチャ」という言葉は、決して自分では使わないと思いますが、ものすごくインパクトのある言葉ですね。この破壊力ゆえことしの流行語大賞は確定かなとすら思います。宗教家や哲学者が難解な言葉で考えてきたことを、たった四文字で言い表してしまった・・・この言語感覚に脱帽です。不謹慎だけど言い得て妙、「リア充」に匹敵する、格差社会が生んだ呻き声のような気がします。「親ガチャ」の一方の究極はまぎれもなく今何かと話題の皇室です。自分の運命をどうやって引き受けるに至ったのか(あるいは引き受けたくないのか)、きっとだれにもわからない領域があるのだと思います。ヤフコメを見ていても参考にはなりません。
さて、先日草加市のN様邸の撮影を行いました。
夕景を撮るカメラマンU氏です。
引き渡しから5か月ほど経っています。私たちは建物を建てます。そこに、さまざまな家具やインテリアを配置してお施主様は住まいを作り出していきます。少し時間がたって馴染んでくると、その家の色というか雰囲気が醸し出されてきます。N様邸はご夫婦の美的センスが隅々に光る住まいです。それは床やテーブルの木質感とか、ディスプレーのオブジェのセレクトなどに垣間見えます。ご夫婦でいっしょに創り出してきた住まいという感じで、居心地良さそうなお宅でした。長時間、撮影にお付き合いくださりありがとうございました。