本日、営業よりアップします。
日本の4大公害病がリアルタイムの問題だった頃、タイトルは忘れましたが、みんなが毒マスクをつけて生活する未来を描いた漫画があり、すごく印象に残っています。今、状況は違えど、世界中の人がマスクをつけて生活しているこの風景が、子どもの頃のデストピア漫画と重なってなんとも不思議な気持ちにとらわれます。
コロナ禍で「風の谷のナウシカ」を連想する人も多いらしく、何回目かのブームの兆しもあるとかないとか。この世を救う「蒼き衣をまとった者」は果たして現れてくれるのでしょうか。 いま行き渡らせようとしているワクチンがそれなら、どんなに素馬らしいことでしょうか。
さて、2日前のことですが、引渡しを終えたばかりのN様邸に伺い、外観や室内の写真を撮らせていただきました。もちろん撮影はいつも通りプロのカメラマンにお願いしました。
ちょうど桜も満開で、一年の中でも今しか撮れない美しい写真が撮れたと思います。
家の前には小さな川が流れているのですが、そこの堤には桜の巨木だけでなくモミジやサツキも植えられています。リビングのサッシが額縁となって四季折々の風景を切り取ってくれます。借景ですね。桜の次はサツキの赤い絨毯が目を楽しませてくれることでしょう。
日没後、堤の桜を勝手にライトアップして撮影した写真の出来上がりが楽しみです。
この家は、冬の景色が似合いそうだなと思いました。雪などが積もった日の静かな夜に、室内からオレンジ色の灯りが漏れ出てくる風景など、趣がありそうです。