今年の梅雨は本当に現場泣かせですね
今週月曜から塗り替え工事の吉川美南S様邸も
初日に高圧洗浄したまんま、やっと今日から養生です。
さて、相模町S様邸のテラスもなかなか進みません。
それにはもう一つの要因があります。
素材と高さの問題です。
通常、室内の床からフラットで計画する場合
ウッドデッキのような自然に排水できるもので
造ります。
一方、タイル仕上げを希望される場合は
水切り下場で納めるのが定石です。
結果、床から一段下がった状態になるわけです。
しかし、【フラットとタイル】どちらも希望される
お客様もおりますので、その場合に苦戦するわけです。
テラスの周りに必要最小限の排水路を設けます。
手を入れて作業できる限界値の90mmです。
ノンレールサッシの前はグレーチングで蓋をします。
数年に一度のご要望なので「前にやった時どうしたっけ?」
と外構業者と話しながら、現場で打合せして決めていきます。
何気にタイルの割付も完璧を目指します。
出来上がるとこんな感じです。(たぶん)
手間とコストがかかりますが、フラットとタイル
【どっちも派】も確かにいいですね。