先日、10年点検で吉川市のI様邸へお伺いしました。
10年ぶりとまではいきませんが、久しぶりの再会です。
一通りぐるっと見させていただき
今後のメンテナンスについて説明をします。
その後は、近況報告だったり、昔話で盛り上がるわけです。
そして、もう一つ楽しみなのが「使用感」です。
基本、設計から仕様決めは「こうしたい!」で進みます。
その結果、理想的風な住まいが完成します。
しかし、その理想も使ってみる前と後では違ってきます。
こちらは、浴室とは別に設けたシャワールームの
使う前の写真です。
写真で見ると素敵ですよねー
完全オリジナルで造りましたので、結構大変でした。
ガラス製の扉と壁、ブラックタイルがポイントです。
そしてこちらが使った後、先日の写真です。
10年の時を感じさせない位、きれいにされてました。
思わず「懐かしー!」と一歩踏み入ると
「ん?」足元を見て。。。驚愕の瞬間 3・2・1
なんと!パントリーへと進化しちゃってます(笑
I様曰く
使うと汚れて掃除が大変なので、使わなくなったとのこと
おそらく、ガラス張りの影響により
見えるところはシャワールーム風(シャンプーボトル等)
見えないところは食品庫へと進化したと思われます。
そこで気になったのは、当時、見た目を妥協して
透明ガラス以外の材料を採用したらどうなったのか?
・多少の汚れは気にしないでシャワルームとして活躍する。
・棚などを設置して完璧な食品庫として活用する。
どちらになったのか?
はたまた、別の用途に進化した可能性は無いのか?
こんなことを空想する時間が、たまらなく大好きです。