母が亡くなってそろそろ4年経ちますが
最近になってよく母のことを思い出すことが多くなったように思います。
ちょうど4年前の今頃
オリンピックが始まり、終わったあとに
『オリンピック中ずっと入院だったから何の競技も見なかった』
と、寂しそうに言ったこと
退院後、かぼちゃの煮物を自分の足で立って
料理してくれたこと
それを直感的に
『この人が作ったものを食べるのは最後だろうな』
なんて感じたこと
それが当ったこと
ふと思いだすことがあります。
きっと今の季節が死期に近い時期だからなのだと思います。
先日実家で久しぶりに
大人数集まっての食事の際
父が
わたしのかぼちゃの煮物を
『おいしい』と言ってくれたこととても嬉しく思いました。
わたしは4年前と
何の変化もなく
相変わらずですが
母の味と同じものを作れているのなら
それも『変わらない』ということなのだし
まあいいか
なんて思ったりしました。
あと4年後は
東京オリンピックです。
そのころの自分は一体なにを
しているのだろうなどと
不安に思うこともありますが
近い未来を
楽しみにしたいと思います。