建築現場には、結構危険なものが多くあります。
電動丸ノコ、押しギリ、釘打ち機、ベビーサンダー...
どれも電気や空気の圧力を使い、とんでもない力を持っています。
もちろん、それの為に、それぞれの機械に
安全のための装置がついていますし、
使う側も気を付けて使います。
だから、そういった道具で怪我をした、という話はあまり聞きません。
私の聞く限り、一番怪我の多い道具はカッター、の様な気がします。
私自身もカッターで怪我をした事が一番多いと思います。
私が現場で見ていて、一番怖いのは、電気屋さんの持っている
通称「電工ナイフ」と呼んでいるものです。
厚み。鋭利な刃。もはや、武器のレベルです。
電器屋さんはこのナイフを使ってボードを切ったり
電線の被覆を器用に剥いたりしてしています。
派手な割には、チマチマした事に使っていますが、
テキパキと電工ナイフを使っているところを見るたびに、
「オイオイ~、そんなので手切ったら大変なんだから、ゆっくりやりなよ!」
と、心の中で思っています。