いろいろ怖い思いを経験してきましたが、先日の国家最高権力者ふたりの口論には今まで感じたことのない種類の恐怖を感じました。6秒我慢すれば、怒りのボルテージは一気にトーンダウンするそうですが、この6秒が待てなかったことで、また多くの命が失われるのでしょう。ワシントンポストが社説で、ホワイトハウスの主を「ドン・コルレオーネのようだ」と書いたそうですが、映画の中のコルレオーネは無用の対立に走りがちな血の気の多い息子たちを厳しく諫めるほどの冷静さがまだあったわけで、それに比べて現代のコルレオーネには不安しか掻き立てられません。
さて、話は変わって、きょうyahooニュースで興味深い記事を見つけました。とある住環境をめぐる調査をもとに、新築物件の間取りの変化・トレンドが紹介されていました。
それによると、バルコニーやベランダを採用しない住宅が増えているそうです。2018年度から2022年度にかけて「バルコニーやベランダなし」住宅は10.8%から30.6%に増加、しかも若年層ほどその傾向が強いそうです。
当然、洗濯物は部屋干しということになるわけで、バルコニーの代わりに「ランドリールーム」を設ける家が増えているわけです。
なるほど、思いあたるフシがあります。共働き世帯の場合、洗濯は夜になることが多いので部屋干しになりますし、乾燥機の性能が上がったので干さない人もいますよね。花粉症がひどい人は外に干せないでしょうし。
昔、もの売りの営業は団地をひと巡りしてベランダに洗濯物が干してある部屋に飛び込み営業をかけたと聞いたことがあります。昼間に洗濯物を干せるということは、夫の稼ぎがそこそこよくて営業対象の奥さんが家にいるから、というのが理屈です。ベランダすらなくなったら、営業マン困るでしょうね。
弊社の注文住宅でもランドリールームの要望をよくいただきます。バルコニーやベランダに併設されたランドリールームというのがベストではないでしょうか。
↓こちらは M様邸のランドリールームです。