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2025年02月13日

改製原戸籍

本日営業よりアップします。

強い風が吹き荒れています。現地ののぼり旗はいったん撤去しました。恐ろしい風です。

 

本日、築20年となるお客様のお宅で浴室ドア(折れ戸)の交換工事を行いました。修理のご依頼をいただいてから約1ヶ月半かかっての交換工事でした。20年前と同じ商品はもう存在しないため、新たに再生産するのにそれだけ時間がかかってしまいました。それでも新品のドアはいいものです。スムーズな開閉が復活しました。

 

ところで先日、とある事情で、母の改製原戸籍を取り寄せました。

改製原戸籍は、「かいせいはらこせき」と読みます。戸籍制度は戸籍法の改正に伴い何度か変更されていますが、改正前の戸籍が改製原戸籍です。昭和23年の戸籍法の改正では、家を基本単位にしていた戸籍を夫婦を基本単位にしたものに変更しました。戸主の欄が廃止され、筆頭者の欄が新設されます。ただ、この改製が実際に実施されるのは昭和32年からです。戦後の混乱が遅れの理由です。私が手に入れた原戸籍は、この昭和改正原戸籍でした。端正な手書きの文字を読み解いていくと、家族の歴史をめぐる小迷宮に迷い込んでしまったかのような不思議な気分になりました。

母には妹が1人、弟が2人います。長女・次女・長男・次男という構成です。いちばん興味深かったのは、4人の出生地が4人ともバラバラだったことです。母は東京市杉並区で生まれています。翌年、次女が生まれます。出生地は満洲国濱江省です。(満洲国です。年代は推測されたし)5年後中華民国天津の日本租界で長男が誕生しますが、さらに4年後、次男が生まれたのは東京都四谷区新宿です。この10年間だけを見ても、この家族にいったい何が起こったのかを推測することは難しい。満蒙開拓団よりも早く満州に渡って何をしていたのか、もちろん母やおじから様々な断片(例えば「ハルピン」「ロシア人」「洪水」など)を子どもの時から聞いているけれど、それらの断片が一枚の絵につながらないままなのです。その絵のタイトルが「栄華と没落」だということはわかっているのですが・・・。

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