本日、営業よりアップします。
小春日和の休日、子どもと一緒に公園に行きどんぐりを拾ってきました。いちばんどんぐりらしい形をしたどんぐり、マテバシイのどんぐりです。
拾い始めると止まりません。気がつけばレジ袋がいっぱいになりました。一度水にさらした後、汚れを取って乾かしているところです。
何に使うかはこれから考えます。
以前、どんぐりの皮を剥いて炒めてみたことがあります。たっぷりの油が滲み出てきました。試しに食べてみたら顔がひん曲がるくらい渋かったです。これはタンニンのせいです。縄文人の主食はどんぐりだったといいますが、彼らははどんぐりを粉にした後、土器の水の中にさらし熱することでこの渋みを取ったといいます。タンニンは水によく溶けるからだそうです。縄文クッキーの味はちょっと気になります。どんぐりはきっと保存食だったのでしょう。
ガンと闘いながら精力的に活動を続けている経済エコノミストの森永卓郎氏が実践している「ひとり社会実験」のことをインタビューで知り、とても興味が湧きました。簡単にいうと、老後、夫婦合わせて13万円の年金生活になっても、トカイナカにすみ、30坪から60坪の畑で野菜を育てることで、「自給自足」が成り立つという計画です。地産地消ならぬ「自産自消」のライフスタイル、家庭菜園よりちょっと本格的な「マイクロ農業」の実践です。みんながみんな実践できるプランではないような気もしますが、自分の生活は自分で守るという発想はこれからの時代、必須の能力なのかもしれません。
わが家の畑スペースで自給自足とまではいかなくても、野菜の購入量をできるだけ減らす挑戦を来春からやってみようと思っています。
播種の遅れた大根も少しずつ大きくなってきました。