いつの頃からか?
「10年過ぎるといろいろとダメになります」と伝えています。
一昔前の商品なら、20年以上もつ水栓なんかもありましたが
今は決まって15年以内にガタがきます。
原因の一つは、便利にするためにパーツが増えたことです。
水栓で言えば、ホースがつき、吐水の切替レバーがつき
浄水フィルターがつき、今はセンサーまでついています。
この先、いくら便利になるとは言え10年未満の寿命に進化
することだけは避けてもらいたいです。
さて、毎月数件のペースで伺うのがLED照明の交換です。
LEDと言えば「光源寿命40000時間」「急に消えることはありません」
とメーカーや電気屋から教えられ、以前はそのままお伝えしてきました。
40000時間=1日6時間点灯した場合で18年です。
結果は、10年以内に力尽きる個体もありますし
当然のごとく急に点かなくなります。
また、スイッチの入り切りで再度点灯したりもしますし
「徐々に光が弱くなる」を実感できたことはありません。
本日のA様邸は築11年、スイッチを入れると当然のように
5灯点灯、しばらくすると1灯消灯するわけです。
今は、メーカーの言うことをそのまま鵜呑みにせずに
「実際どうなるかは分かりません」と伝えています。