本日営業よりアップします。
オリンピックを見ていていつも脳裏をよぎるのは、この選手はどうしてこの競技を選んだのだろうという疑問です。それが100m走とかバスケットボールならわかるのですが、フェンシングとかやり投げってそうそう出会えるものではありません。今まで生きてきて、フェンシング教室の前を通り過ぎたことすらありません。何らかのきっかけでその競技に出会い、その競技にふさわしい身体能力を持ち合わせているという数々の偶然を経て、選手たちは五輪という晴れ舞台で生き生きとしていられるのですね。もうそれだけで、勝ち負けを超越した大きな価値があるように思えます。自分のように暇つぶしにオリンピックを見ているものもいれば、やはり中継を見て特定の競技に魅せられてその道に進むことになる未来の選手たちもいることでしょう。その人たちにとってはそれは必然といってもいいかもしれません。
それにしてもスポーツエリートの躍動は見ていて気持ちが良いものです。