大成町の現場からお伝えします。
日本のアニメが海外にも普及するようになると、面白い反応が返ってくるものです。アイスクリームがのっかったあの緑色の液体は何なんだ、とか。可愛い女の子を見ると鼻血を出すのはなぜ? などなど。そんな中で興味深い反応は、なぜ日本のアニメは電柱や電線を一生懸命描くのかというものです。日本には電柱があるから、と言ってしまえばそれまでですが、確かに、お気に入りのアニメを思い出してみると電柱や電線は結構重要な素材として描き込まれているように見えます。
夕景をバックにした高圧電線のシルエットというのは郷愁を誘う好きな風景ですが、電線や電柱には見知らぬ人とこの世界のどこかでつながっていると連想させる雰囲気があります。
せっかくの風景を台無しにすることもあり、電柱の地中化を願う人も多いですね。ただ、一方で、災害でライフラインが破壊されたとき、水道やガスよりも早く電気が復旧するのは、電線が地上にあるからにほかなりません。
さて、大成町にもどります。
こちらでは本日、引込ポールの設置工事が行われました。
電柱から、家の軒先に直接電線をつなぐのではなく、庭先に設置したポールに電話線や電線をまとめて引きこみ、そこから配線します。