本日営業よりアップします。
夏休みにわが家にウッドデッキを作ろうと思い材木を用意していました。
人口木ではありません。天然木です。イタウバという樹種になります。
ハードウッドの中では比較的扱いやすいということで選んでみました。
暑い中、塗料も塗って準備しましたが、
連日の猛暑にやる気が起きず、しかも秋になっても暑かったので、結局冬になってしまいました。
いよいよ地面を掘り下げて束石を並べてみます。
束石の上にウッドデッキを支える束柱を立てるのですが、水糸に合わせやすいように、柱の位置にマジックで線を描いておきました。
束石を土に埋めるかどうか迷ったのですが、埋めることにしました。
コンクリートで固めます。あとに引けなくなった瞬間です。
水盛り。 束石や根太、床板の高さに印をつけます。ちょっと神経質になりすぎました。
その時は水盛りで本当に水平が取れるのか不安だったので、職場のレーザー墨出し機を借りてチェック。
すると、ほぼ完璧な精度で水平が取れていました。水盛り大好きになりました。
12個の束石の上面の高さは揃っていないので、束柱の長さを適度に変えて切断しました。
ただ、束柱の上面も高さを揃える必要はないのでその辺は適当です。
束石の上に基礎パッキンを置いてみました。
腐食防止に効果があるようにネットで書かれていたのですが、今思うと必要なかったかもしれません。
基礎パッキンの役割は基礎と土台を絶縁し通気を良くすることなので、束柱では効果は薄いでしょうね。
むしろ防振のゴム板の方が良いかもしれません。
さて根がらみを回し
その上に根太を取り付けます。根太は水平でなければならないので、水平器を睨みながら特に慎重に進めます。
下穴を開け、インパクトドライバーでビスを打ち込んでいきます。
扱いやすいといっても、さすがはハードウッド、力を込めなければ弾き返されます。
それでも根太が水平に仕上げられれば、もうゴールは近いのです。
ベートーベンの「第9」でいえば、第3楽章が終わったところ。やれやれです。
あとは合唱団がやってくれるでしょう。
床板を5mmの間隔をあけて敷き詰めていきます。
ビス打ちして、幕板を取り付ければ完成です。
今度階段取り付けようと思います。
ティピーでも作って、ウッドデッキでキャンプでもしましょうか。
天然木のウッドデッキですから、10年持つかどうかわかりませんが、
10年後にまた作ることができるということでもあります。