本棚というカテゴリー 越谷市の不動産ジャストホーム

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2023年12月19日

本棚というカテゴリー

年末の大掃除のことより、来年の仕事のことばかり考えている営業より本日アップします。

ついに弊社でもLINE公式のアカウントを取得いたしました。1月より本格始動いたします。

地域密着の工務店・不動産業者として、積極的な情報発信をしていきたいと思っています。

詳細はもうしばらくお待ちください。

 

さて、本日の吉川市美南の現場です。

基礎の工事は、水盛り・遣り方→根伐り→砕石敷き→転圧と進んできました。

本日このあと「捨てコンクリート」作業を行うので、事前チェックをしているところです。

チェックをしている職人は、42.195キロを4時間で走り切る強者です。

現場を離れてしまったので、捨てコンの画像は、今日はありませんが、着々と現場は進んでおります。

 


ところで、話は変わって、雑誌BRUTUSが「理想の本棚。」という特集を組んでいます。年末年始号は本を特集するのがお決まりです。

本棚の中をどのようにカテゴリー分けするか、というのはよくあるテーマです。いわゆる「本棚のカテゴリー」ですね。一方で私は、「本棚というカテゴリー」に興味があります。理想の本棚を作ることは2024年にぜひ挑戦したいテーマの一つです。

壁一面を本棚にすることはそうだとして、棚板の奥行きを何センチにするか、棚の高さをどうするか、また、樹種はどうするか、そんなことをあれこれ考えていると、本を読む時間もありません。

注文建築において本棚の要望はよくあります。弊社の実例で言うと、例えば、これ。2階のリビング脇の廊下に置かれていて、家族みんなで使用します。精緻な高さの指示がありました。

 

次は、2階の洗面脇に設置された書棚です。

便利さだけではありません。本が並んでいる様子を見ると、脳のどこかしらが活性化するような気がします。

書店や図書館の書棚を前にしたときのあの独特な気分です。

視覚的な効果のせいでしょうか、あるいは本の匂いが何かをくすぐってくるのでしょうか?

BRUTUSの冒頭の記事で横尾忠則氏の言葉に重要なヒントを発見しました。

「僕の趣味は読書ではなく買書だ。(・・・)料金を払って所有することでその本のイメージを買ったのです。買うという行為を通さなければ、読書の入り口到達したことにならないのです。本を手に取って装幀を眺めたり、カバーを取り外したり、開いた頁の活字に目を落としたり、時には匂いをかいだり、重量を感じたり、目次とあとがきと巻末の広告ぐらいは読みます、そして本棚に立て、他の本との関係性を楽しんだり、その位置を換えてみたりしながらその本を肉体化することで本に愛情を傾けていきます。」『言葉を離れる』より

ああ、横尾忠則は、やはりただならぬ人だな。自分の精神性をこんなふうに言語化できるなんて。本を実際に読まなくたって、本を肉体化できる。たしかにそんなことはあるかもしれない。共感します。(こんかいのBRUTUSは999号なんですね。私が最初に読んだBRUTUの特集は「居住空間革命」で、093号でした)

 

私の家の2階の一室は家族の中で「図書室」と呼ばれています。本棚とテーブルと椅子、それにミシンが置かれている共有スペースです。この本棚を作り直したいと思っているのです。

乱雑で恥ずかしいのでモノクロ&ぼかし画像で失礼します。なんで本棚って散らかるんでしょうね?

妻から質問されました。

「なんで散らかると思う?」

「え?(汗) エントロピー?」

「ちがう。元あった場所に戻さないからよ!」

 

ごもっとも。

 

 

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