本日は営業よりアップします。
12月とは思えない暖かな日中でした。でも朝晩の冷え込みはストーブを必要としますね。待ってましたとばかりに愛猫はダメネコになってしまいました。
寒くなると暖かい料理が食べたくなります。例えば焼きたてのパンとか・・・。
買っては見たもののほこりをかぶっている家電のトップはミキサーですが、2番手はというとこれがたいていホームベーカリーではないでしょうか。おいしいパンが手軽に家で焼けるというのはいかにも魅力的です。なんといっても、材料を投げ込むだけで、こねる必要もないわけで、こんな便利なものはないのですが、なぜか使わなくなってしまいます。何故?
理由はいろいろ考えられますが、もっとも根深い理由は、思ったほど美味しくはないということではないでしょうか。初めて食パンを焼いたとき、ふっくら焼きあがった状況に歓喜するものの、スライスしてほおばってみると、あれ、ちょっと違うと思ったものです。スーパーで売っているパンがすこぶるおいしいですからね。(「超熟」のうまさと言ったら!)この味になじんでしまうと、自家製のパンはちょっと物足りなくなってしまいます。
わが家では、昨冬、ホームベーカリーでお餅が作れることに「気づき」、鏡餅をつくったことを皮切りに、もち製造機としての利用が始まりました。使用頻度が高まるにつれ、席次も炊飯器のとなりに格上げされ、それに伴い、パン焼き器としての正統な扱いを受けるようになっていきました。
ホームベーカリーでおいしいパンを作るもっとも簡単にして効果的な方法は、値段の高い小麦粉を使うということにつきます。さいわい越谷市には日本最大規模の店舗面積をほこるショッピングモールがあり、その一角には富沢商店がありますから、いろいろな小麦を買いそろえることができます。(最近cuocaを見なくなったと思ったら富沢商店が買収していたんですね)国産小麦のネーミングはユニークなものが多く「春よ恋」「キタノアカリ」「もち姫」「ゆめちから」・・・競走馬かブランド米の名前かと思ってしまいます。上級者ならたんぱく質や灰分の含有率で選ぶんでしょうが、私はネーミングで選んでいます。お気に入りは「春よ恋」です。1㎏買って食パンを4回焼けます。1回あたり170円。「超熟」より安い。
何度も焼くと、実験的な冒険心が芽生えてきて、水を牛乳にしてみたり、バターの代わりにごま油を入れてみたり、砂糖を黒砂糖にしてみたり、レーズンやクルミを投入してみたりといろいろ楽しめます。
年末、戸棚に眠っているすべてのホームベーカリーに活躍の機会を!
男子厨房に入る・・・フライパンの巻★
男子厨房に入る・・・ミキサーの巻★