本日営業よりアップします。
仕事を終え家に帰ると、カブトムシのつがいがゼリーを食べていました。
なんでも草加の不動産会社のイベントで配っていたらしく、車好きのヤンキーママに誘われてデリカD:5で乗り込んだのだそうです。そう、子どもたちの夏休みが始まったわけです。
子どものためにいろんな経験をさせてあげたいと考えるのは当然の親心です。とりわけ長い夏休みの期間はできることも増えますし、メディアを通じて様々なイベントが喧伝されていますから、有意義な夏休みにできるかどうかは親の力にかかっている、なんて思い込まされてしまいます。
でも、何事もやりすぎは禁物です。
数学者であり哲学者であったバートランド・ラッセルが『幸福論』の中でこう書いています。
「子どもたちは若い植物のようなもの。誰にも邪魔されない土壌に一人残されたときこそが最も成長する時である。過度に旅行に連れ出したり、印象深い体験を過剰に与えたりするのは、子どもにとっては良くないことだ。むしろ、『実りある』単調さに耐えられない人間に成長してしまうだろう」
いいこと言いますよね。
退屈を恐れるな。退屈こそ何かを生み出す原動力だ、というわけです。
ただ、これが書かれたのは1930年なんですよね。
TVやインターネットさらにはスマホの興奮を知ってしまった子どもたちも退屈を感じるのだろうかと考えてしまいます。
さて、話は変わって・・・
夏休みの始まりと同時に、関東地方は梅雨明けとなりました。
待ってましたとばかりに、日月火、家族総出で梅の土用干しを行いました。
庭が良い香りに包まれました。食べきれないほどのゆかりもできました。今年の梅仕事はこれで終わりです。
子どもの夏休みに刺激されて、自分じしんの大人の工作の計画をいくつか考えています。真剣に。
そう、真剣に。