先月、運転免許証の更新に行った時に
講習で知った事なのですが
車検ステッカーは以前からフロントガラスの上部に貼られていましたが、
今日7月3日から貼り付け位置が変わることになったのはご存知でしたか?
車検ステッカーは、車が保安基準をクリアしていることを示す証で、
有効期間の年号と月が記載され、
いつまで車検が有効かどうかがひと目で分かるようになっています。
このステッカーはフロントガラスの
内側から貼り付けるようになっていますが、
接着面にも情報が書かれているので、
車の外からも確認できるようになっています。
車検は、期限が切れると道路交通法違反になります。
同時に自賠責保険も切れてしまので、
万が一事故を起こしてしまった場合、
保険による支払いが行われません。
運転者が目に入りやすい位置に貼り付けることで、
そのような期限切れを防ぎたいというのが、
今回の変更理由みたいです。
最近はバックミラーのデジタル化や
ミラー基部にADAS系のセンサーや
カメラなどが装備されており、
ドライブレコーダーなどもいるので、
フロントガラスの周辺スペースが減ってきています。
それなのでしっかりと車の内外から見えやすい
位置を指定したということになります。
今日7月3日以降に車検を受けた車両は、
新しい場所に貼る必要がありますが、
それ以前に受けた車両は、
改めて車検シールの貼る位置を変更する必要はありません。
公道を走行する場合、車検ステッカーは
フロントガラスへ貼り付けをする義務があります。
車検シールを貼らずに走行した場合は、
50万円以下の罰金となります。
紛失や汚損などの理由で
車検シールを貼らずに走行しても同様に違反となります。
また、車検切れの状態で公道を走行すると、
6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金、
さらに違反点数6点により、
30日間の免許停止処分となりますので
気をつけたいものですね。