昨日からI様邸の床の改修工事を行ってます。
I様邸は、先日の大雨により一部床が浸水しました。
スキップフロアの下がった部分です。
スキップフロアとは、段差を活用してさまざまな高さの
フロアを造ります。
基本的には壁ではなく段差で空間を仕切るため
つながりを感じる設計が可能です。
また、床下のスペースを活用することで収納空間等を
拡張できたり、目線の高さを調整することも可能です。
縦の空間を活用することで、室内がより立体的になり
臨場感のある暮らしを楽しめることもメリットです。
一方、段差による転倒落下のリスクや、広い空間に起因する
光熱費の問題、そして今回のように浸水被害を助長する
ことも懸念されます。
今回は、これからのリスクをなるべく回避するために
低い床を解体してから床を上げる工事を行いました。