営業からアップします。
本日、汐留にあるパナソニックのショールームに行ってきました。24換気システムや、照明について、とても有意義な体験ができました。担当の職員が専門知識をフルに活用して、施工上の悩みを解決してくれたり、常識をくつがえしてくれるようなプランを提案してくれたりしてくれました。お客様にもぜひ足を運んでもらいたいスペースでした。基本的な知識のない方にもゼロからわかる説明をしてくれると思います。
いま「ゼロからわかる」と書きましたが、先日本屋で立ち読みをしていると、「ゼロからわかる投資入門」の横に「イチからわかるつみたてNisa」が並んでいました。
初心者向けの入門書によくあるタイトルなのですが、「ゼロから」と「イチから」、どちらがより初心者向けなのか真剣に考えてしまいました。
「ゼロから」 というのは基礎知識が全くなくてもという意味がひとつですが、それだけではありません。実は(と私が勝手に思っているだけですが)理系書とくにコンピューター関連書には「ゼロから」が多いはずです。
たとえば
『ゼロからわかるRuby超入門』
『ゼロからのOS自作入門』
『ゼロからつくるディープラーニング』
『エネルギーとはなにか そのエッセンスがゼロからわかる』というふうに。
これは、偶然なのではなく、仮に編集者が「イチからの」と書名を決めようとしても作者が文句をつけると思います。実はプログラミングをかじった人にとっては自明の理のようですが、プログラミングはゼロから数えるんですよね。1・2・3ではなく、0・1・2・3と。出発地点は距離ゼロの地点、ということです。
ですからこんなジョークがあります。
夜遅くまで仕事をして家庭を顧みないプログラマーの夫に向かって妻が言った。「私と仕事と、どっちを愛しているの?」 すると夫が答えた。「君が1番だよ」
なかなか辛辣です。ジョークだと気づくこともなく素通りしてしまいそうですが、これ妻もプログラマーだったら、離婚ものです。
ついでですので、少し前に話題になった、日本発のプログラマー・ジョーク(そういうジャンルがある)をひとつ紹介しましょう。
ある妻がプログラマの夫に「買い物にいって牛乳を1つ買ってきてちょうだい。卵があったら6つお願い」と言った。 夫はしばらくして、牛乳を6パック買ってきた。 妻は聞いた「なんで牛乳を6パックも買ってきたのよ!」 夫いわく「だって、卵があったから…」
Twitterでバズった上質のエピソードです。これこそプログラミング思考だと、理工系の人の集まりでやったら大いに受けるのでしょう。
汐留でそんなことを考えていました。