空を置き換える 越谷市の不動産ジャストホーム

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2021年10月28日

空を置き換える

本日、営業よりアップします。
ホームセンターでツーバイ材をよく買います。SPFって書いてあるやつです。スプルース(唐檜)・パイン(松)・ファー(樅)の頭文字をとっています。北米産の針葉樹です。柔らかくて加工しやすいのでお手軽なDIYに便利ですが、安っぽさは否めません。この2×4材が広葉樹ならかっこいいだろうなと思うことしばしば。ところが今月、DIYerのために広葉樹のワンバイ材・ツーバイ材を提供するサービスが始まりました。()あるようでなかったサービスです。ウォルナット・オーク・サクラから選べます。2×4材なら9フィート(2730mm)まで用意されています。安くはありませんが。 ウォルナットで小屋が作れたら・・・贅沢だなあ。

さて、私たちは不動産をあつかう仕事をしていますので、土地や物件の写真をよく撮ります。物件のパンフレットを作ったり、売り出し用にポータルサイトに掲載したりと、目的は様々です。少しでも良い写真を撮ろうと工夫しますが、残念なこともあります。それは天候に恵まれなかったときです。せっかく完成したばかりの新築住宅を撮ろうとしているのに、今にも雨が降り出しそうな黒い雲がバックじゃげんなりです。できれば青空、それも少し白い雲が混じっているのが最高です。

では、コンディションのよくない写真はどうするか。Photoshopでいじります。画像を拡大し、ねずみ色の空の部分だけを、電柱や電線の部分はのぞいて「選択ツール」で丁寧に選択します。そしてその選択領域にマスクを設定し、別に用意した空の画像に置き換えます。簡単に書きましたが、この選択するという仕方が何通りかあるのですが、それぞれに難しく根気のいる作業なわけです。フォトショップ職人という呼び名はこのような作業を見事にやってのける人に与えられる称号みたいなものです。ところが、ソフトのバージョンがアップするごとに選択ツールも進化(深化)していき、今やAI技術を駆使して、素人の自分にもすごいことができるようになっています。ちょうど1年前に装備された「空を置き換える」機能は驚くべきもので、プロが1時間かけた作業を5秒でできるようにしてくれました。

これはある上棟の日の写真ですが、小雨もぱらつくあいにくの空模様です。

これをPhotoshopで加工します。

編集から「空を置き換え・・・」を選択すると空の画像があらかじめ用意されていて(後から付け足すこともできる)好きな空を選択すると、自動で(!)勝手に(!)AIが空の部分を判断し画像をはめ込んでくれるのです。

こうして青空の写真が出来上がりました。足場の鉄骨の一本一本がきちんと選択から外されています。大工の右腕と左腕の間からしっかり青空が見えます。これを人力でやるとどれだけ大変なことであるか。。。

夕焼け空にすることもできます。

建物などを実際とは異なる形に加工することはNGですが、明るさを調整したり実際の色に近づくように色味を調整することはよく行います。これも営業の行う仕事の一つです。

 

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