営業からアップします。
入り組んだものを把握することが苦手です。ただし、入り組んだものは大好きです。
例えばこれは、お客様の照明・コンセント・スイッチプランをもとに、
電器屋さんが作成してくれた配線図です。
はじめてこれを見たときは、見慣れぬ記号の配列に戸惑ったものですが、
ずっと眺めているうちに、複雑さに慣れてきます。
照明情報とスイッチ情報、さらにコンセント情報など電気関係の情報が集約されていてまるで地図のようです。
配線図には人をひきつける何かがあります。
コンサート会場の楽器やアンプとPAをつなぐおびただしい数のケーブルとか、
サーバー機器につながれた気の遠くなるようなケーブルとか、
あるいは集合住宅のエアコンの排水ホースの乱れぶりとか、
整然としていてもカオス状況であっても、面白いものです。
配線図には愛好家たちが群がります。