営業からアップします。
朝の4時にけたたましいセミの声で目が覚めました。
少し早すぎるだろう。まだ暗いじゃないか。
しかもセミとの距離が近かった・・・
思わず外に出て、コナラの木めがけて木片を投げつけていました。
セミは一瞬鳴きやんだのですが、しばらくすると、また小一時間鳴き続けました。
つまり寝不足です。
セミの声に堪らなくなって木刀を持って飛び出した若者が出てくる詩がありました。詩人志望のその若者を伊藤静雄(詩人)は次のように揶揄します。「蝉の聲がやかましいやうでは 所詮日本の詩人にはなれまいよ」
ああ、おれも同じだな。詩人になることはとうの昔にあきらめた自分なので、痛くも痒くもありませんが、近くで聞くセミの鳴き声には情緒はないですよね。
それにしても今年はセミが多いような気がしますが、皆さんどうですか?
アメリカには素数ゼミというのがいるそうで、13年周期17年周期で大量発生するようですが、日本でも、セミの多い少ないはありますよね。
庭にたくさんの穴が空いていました。セミはここから這い出してきたのですね。
ここにも
穴の上を見上げれば、大抵、セミの抜け殻が見つかります。
集めてみました。
セミの抜け殻には必ず白い糸くずのようなものがくっついていますが、これは気管の穴のあとだそうです。穴の内側の膜が剥離して、靴下を裏返したようにひっくりかえって出てきたんですね。
お盆もすぎ暑い夏ももう少しです。
頑張ります。