本日より
毎度おなじみ増森K様邸のリフォームです。
今年初めてのリフォームのはずですが
昨年の外装リニューアル工事が一部残っており
塗装屋さんが前乗りしてました。
まるで「サグラダ・ファミリア」状態です。
私の知る限り、前のオーナーさんの頃を含めると
ここまで改修(改造?)工事を数多く行っている
建物は、少なくとも増森には他にないと思います。
さて、今回のお題はトレーニングルームの改修です。
「ルーム」とは言うものの
もとは材料置き場だったこともあり
結構簡単な造りとなってます。
中でも一番の問題は「床の傾斜」です。
材料置き場から進化して小屋となったせいか
見た目ではよくわかりませんが
まったく水平ではありません。
K様曰く
「たまに気持ち悪くなる」レベルだそうです。
「それは言いすぎでしょう?」と思いつつ
大工と下見した際には、大工からは小声で
「うん、坂だね」との問題発言があった位です。
手前の間口2.6mほどの範囲で
高低差は、驚愕の8cmです。
用意した下地調整材を端から端まで使い切ります。
墨打ちを見ただけでも、相当な角度がわかります。
かなり気をつかう加工作業です。
カット後のスタートがこちら
先端はわずか2mmしか残りません。
そんな作業に感心しつつ
このリニューアルは絶対に正解だったと
確信した瞬間
「あっ!筋肉への負荷が低下しちゃう?」
と、本気で心配にもなりましたが
リニューアルオープンが楽しみです。